3 票
著者 | 菱山泉 |
---|---|
出版社 | 京都大学学術出版会 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784876980062 |
登録日 | 2008/12/24 |
リクエストNo. | 44997 |
リクエスト内容
【内容】
近代経済学の終焉が宣告され、
凡ゆる経済理論が批判にさらされて久しい。
だがスラッファだけは、自由であるかに見える。
スラッファの可能性の秘密を問う。
スラッファの、友人達(ケインズ、グラムシ他)との会話、
論敵(ハイエク、パレート他)との対峙、
理論上の源流であるリカード、マルクス、ケネーとの架空の応答を通して、
『商品による商品の生産』の理論的・思想的背景を辿らんとする対話篇。
【目次】
スラッファ研究へのプロローグ
金融市場のヴィクセル型調整機構
ケインズ『貨幣論』の世界
ハイエクの貨幣経済的モデルと自然利子率
物価安定と利子率―スラッファのヴィクセル・ケインズ批判
貨幣的均衡の多数性
金融市場のケインズ型調整機能
スラッファ分配論の基礎
スラッファ型モデルの構成―経済行動における自由と必然
世界の二つの見方―ウィトゲンシュタインとスラッファ
グラムシの思想とスラッファ―決定論と個人の自由
投票コメント
全3件
読後レビュー
NEWS
-
2008/12/24
『スラッファ経済学の現代的評価』(菱山泉)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
キャメロンケイコ