4 票
著者 | 長幸男 |
---|---|
出版社 | 岩波書店(岩波現代文庫) |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784006030407 |
登録日 | 2008/12/23 |
リクエストNo. | 44984 |
リクエスト内容
【内容】
世界大恐慌下、
1930年の金解禁によって
日本は未曾有の経済危機に陥った。
井上準之助、高橋是清の経済施策をめぐる、
石橋湛山、河上肇、笠信太郎、三木清らの
切迫した言説を中心にした左右のイデオロギーの相克を描き、
ファシズムへの転落過程を詳細に追究した本書は、
出口なき不況の現在を考えるために大きな示唆に富む。
【目次】
昭和危機の心情―テロリスト小沼の内面
問題としての金解禁
第一次大戦後の再建金本位制の矛盾
金解禁断行
井上準之助の経済思想
金解禁はなぜ強行されたか―その国際的背景
政友会の積極政策―三土忠造の考え方を中心に
恐慌の深化と金解禁の挫折
恐慌下のマルクス主義とケインズ主義
ファシズム―見すてられた小ブルジョアの激発〔ほか〕
投票コメント
全4件
読後レビュー
NEWS
-
2008/12/23
『昭和恐慌―日本ファシズム前夜』(長幸男)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
blanc