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著者 | アンドレ・シャステル(著)、永澤峻(訳) |
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出版社 | 筑摩書房(ちくま学芸文庫) |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784480088390 |
登録日 | 2008/12/22 |
リクエストNo. | 44905 |
リクエスト内容
【内容】
“グロテスクなもの”は、ルネサンス美術が
「純粋で清澄なる古代」を復興する陰で産み落とされた。
滑稽図やアラベスク模様など空間を装飾する絵画では、
「現実的空間の否定」と「雑種(ハイブリッド)な生き物の増殖」が中心原理となり、
遠近法と物語(イストリア)で構築された世界秩序からの解放が可能となる。
「疎外された奇形児」か「豊穣な民衆世界」かという
両極からしか批評されてこなかった、
この怪物的で遊戯的なものの系譜を、
美術史の碩学が的確精緻に解剖する。
収録図版多数。本邦初訳となる関係二論文を収録。
【目次】
1 グロテスクの系譜
「名づけえざる装飾」に関するエセー
「放縦で滑稽な絵画」
怪物たちと「滑稽図ドロルリィー」
夢か怪物か?
笑いのデーモン
アラベスクへの経路
他のさまざまな道
2 仮面、仮面行列、装飾用の怪人面
3 現代美術における遊びと聖なるもの
【著者】
1920‐90年。パリ大学にて近代美術史教授、
コレージュ・ド・フランスにてイタリアルネサンス文明教授。
『ル・モンド』の美術欄担当、
美術史誌『ルヴュー・ド・ラール』主幹も務める。
広範な思想史的関心、独創的な視点、
華麗な文体での研究は世界的に声価が高い。
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読後レビュー
NEWS
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2008/12/22
『グロテスクの系譜』(アンドレ・シャステル(著)、永澤峻(訳))の復刊リクエスト受付を開始しました。
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aoao