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著者 | 川島武宜 |
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出版社 | 岩波書店(岩波現代文庫) |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784006000127 |
登録日 | 2008/12/17 |
リクエストNo. | 44789 |
リクエスト内容
広汎な農村実態調査をもとに、
日本の家父長制家族と社会の改革の道を探り、
戦後社会科学の出発を画した代表的論稿。
戦後日本の民主化のためには、
家族制度の徹底的解明と批判が不可欠であるという
鮮烈な問題意識のもとに、
広汎な農村実態調査から日本の家族を
武士的家族と農村的家族に類型化し、
家父長制国家の虚偽性を衝く家族制度研究の古典的論稿。
「イデオロギーとしての『家族制度』」を加え
川島法社会学の方法意識を明確にする新編集版。
筒井清忠解説。
投票コメント
全6件
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現在家族法改正が議論され,一般市民レベルでもそれなりに関心がもたれる分野である(夫婦別姓問題など)。『日本人の法意識』のような見解は現在では必ずしも採られていないが,法社会学の第一人者による著書は現在でも議論のために有益なはずである。 (2010/10/04)GOOD!1
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社会調査の古典。都市社会学と農村社会学への橋渡し。今もなお示唆に富む重要文献 (2019/05/19)GOOD!0
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以前、「日本人の法意識」を読んで感銘を受けました。 (2010/01/07)GOOD!0
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本書に収められている中でもとりわけGOOD!0
著名な同名論文は丸山真男氏や大塚久雄氏の業績と並び
戦後社会に大きな影響を与えたことで知られているから。 (2009/10/18) -
かくも早く絶版になり,何のための「岩波現代文庫」への収録だったのか,岩波に問いたい.「家族」のあり方が問われている今日的視点からいっても,即刻復刊されるべき. (2009/07/12)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2008/12/17
『日本社会の家族的構成』(川島武宜)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ゆろろん