禅の教えを四字熟語という切り口で分かりやすく紹介した本です。
難しく捉えられがちな禅の思想を私たちの日常生活にあてはめて、
分かりやすく紹介しています。

禅の入門書としてはもちろんのこと、
ビジネス書や自己啓発書として読んでもらいたい内容です。


■内容の一部抜粋　----------------------

南泉斬猫（なんせんざんびょう）

『あるとき一匹の猫について、修行僧達が言い争っていた。
すると南泉和尚が猫をつまみあげて、修行僧らに問うた。
「だれでもよい、この猫のために何か言え。正しいことを言えば
猫は救ってやる。何も言えぬなら斬ってしまうぞ」・・・つづく』
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■その他、収録されている禅語（一部）
・只管打座（しかんたざ）
・直心道場（じきしんどうじょう）
・不立文字（ふりゅうもんじ）
・因果応報（いんがおうほう）
・貧者一灯（ひんじゃのいっとう）
・日々好日（にちにちこうにち）


ネットでも一部内容が公開されています。
http://www.scn.tv/user/terao-ji/teraB0.htm


書籍では、一つの禅語につき600文字程度の短い文章と、
味わい深いイラストで紹介されています。
さらさらっと1～2時間程度で読めてしまいますが、
繰り返し読んでいきたいと思わせる深見のある内容です。