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鉄橋をわたってはいけない

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得票数 7

著者 ベティ・ローランド (石井桃子 訳)
出版社 岩波書店
ジャンル 児童書・絵本
ISBNコード 9784001102161
登録日 2008/06/05
リクエストNo. 42350

リクエスト内容

オーストラリアの牧場を舞台に、孤独な少年ジェイミーの日常に起きたある事件。少年は父を亡くし、母とその実家に身を寄せている。実家は母の兄の伯父が経営する広大な牧場。母は身体の弱い伯母に代わっての家事全般と年老いた祖母の世話に追われ、以前のようにかまってくれない。年上のいとこはいつも自分を邪魔者扱いする。寂しい思いを慰めてくれるのは飼い犬だけだった。豊かな自然に囲まれているが,広大さゆえに近所とは遠く離れ、友達との交流が持ちにくい。唯一近くにある隣家は「決してわたってはいけない」と母に強く言われている鉄橋の向こうにあった…。
日本での出版は1980年。元記者で女性の著者が30~40歳代に自身の幼年時代の体験を元に描いたことから、時代背景は1950年以前と思われる。石井桃子さんの名訳。

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投票コメント

全7件

  • 最近の低学年向けの本は、読むのが苦手な子をなだめるような書かれ方をしているが、この本はそうではない。それでも、7歳、8歳前後の子の心が本当は求めている、しっかりしたお話になっている。子どもの頃の読書って、こういう風に面白かったと思い出した。ゲーム、動画などの影響でじっくり読むのが難しい子は多いが、子どもたちをこのレベルの本を読めるまで引き上げてやることは、大人の使命だと思います。 (2024/01/21)
    GOOD!1
  • 図書館で借りてきたその日、1章だけを息子に読み聞かせたが、どうしても続きが知りたくなり、子どもが寝た後に夜中に起き出していっきに読んでしまった。最後に起こる事件の前後では、はらはらどきどき心臓が飛び出しそうになり、涙が止まらなかった。文中オーストラリアの自然や日本と異なる生活文化がよくわかる。文化の違いでは、子どもは7時ごろには就寝しなければならず、大人だけが夕食を食べる習慣には驚いた。隣の牧場を訪ねて昼食をご馳走になる場面では、食事の内容はもちろん、食前の祈りを客人の主人公に任せたり、食後の後片付けを大人の男たちがする所など、興味深かった。時代は異なっても子どもの教育に大変役立つ内容だと感じた。そして何より自分が読んで面白かった。 (2008/06/05)
    GOOD!1
  • 以前から読みたいと思っていたものですが、こちらのコメントを読み、ますます読みたくなりました。ぜひ手元に置きたいので、復刊を切に願います! (2010/08/31)
    GOOD!0
  • 石井桃子さんの作品は、全て、復刊してほしいです!岩波ようねんぶんこは、今読んでもおもしろい!ぜひ!おねがいします。 (2009/09/26)
    GOOD!0
  • あらすじを読んで興味がわきました。 (2009/03/05)
    GOOD!0

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読後レビュー

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NEWS

  • 2008/06/05
    『鉄橋をわたってはいけない』(ベティ・ローランド (石井桃子 訳))の復刊リクエスト受付を開始しました。

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