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著者 | フィリス・チェスラー |
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出版社 | 平凡社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784582824018 |
登録日 | 2001/06/03 |
リクエストNo. | 4217 |
リクエスト内容
これは80年代に米国で大問題となった代理母出産スキャンダルをくわしく追跡した本です。代理母として子を産んだ女性が、「私がおなかを痛めて生んだのだから、私の子だ」と養育権請求の訴訟を起こし、依頼人夫婦と争って、最高裁が代理母契約を無効とした事件でした。子供が欲しければ代理母を頼めばすむのでしょうか? 代理母が子供の引渡しを拒んだ時何が起こるのか、その現実を鋭く直視し、代理母と依頼人の苦悩、そして母親とは何かを気鋭の女性精神科医が追いかけた衝撃のドキュメントです。
投票コメント
全5件
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代理母出産が日本でも行なわれるようになったのに、これまで議論がまったく行なわれてきませんでした。この本は米国でおきた生々しい裁判をとおして、代理母出産の問題を的確にえぐり出しています。こうした事実を知ったうえで、代理母出産の是非や規制について論じないと、とても不幸な結果になると思います。今求められている本なのです。 (2001/06/03)GOOD!1
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代理母の非人間性を世に問うため。 (2003/11/03)GOOD!0
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(2001/06/06)GOOD!0
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現在、日本でも代理母を容認する動きがあり、既に出産された方もあります。これから起こりうるであろうトラブル等を、扱った書籍なら読んでみたいので。 (2001/06/05)GOOD!0
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代理母問題は最近TVでも取り上げられていて、考えさせられることが多いです。この本を読んで、一人一人が考えていかなければならないことだと思います。 (2001/06/04)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2001/06/03
『代理母――ベビーM事件の教訓』(フィリス・チェスラー)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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m-satou