「質問する力」を鍛え、論理的思考が簡単に身につけられる。何を受け入れ、何を拒否すべきか、情報洪水への対抗手段として必読の本。

多くの人が「質問する」という作業に熟練していない。いわゆる専門家の意見に、学生ばかりか社会人までもがますます依存するようになっている。何を受け入れ、何を拒否すべきか、そのことについて真剣に考えていない人があまりにも多いことを憂慮した筆者により、この本は生まれた。
本書は、実生活にも生かせることが大きな特徴。クリティカル・シンキングの習慣を身につけることで、ものを購入するときの選択から医療の選択、法律上または倫理上の選択にも役立つ。
あらゆる立場の読者に対応できるように書かれ、本書で紹介している技術は、何かを読んだり聞いたりしたときに、合理的な判断をくだすための素養として必要なものばかり。
クリティカル・シンキングは、特に、コミュニケーションに不安を感じる人、わかりやすいプレゼンをしたい人、交渉術を磨きたい人などの論理的思考力を確実につける。
米国ビジネスマンのほとんどが読んでいるバイブル。