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著者 | アストリッド・リンドグレーン |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
登録日 | 2001/05/30 |
リクエストNo. | 4160 |
リクエスト内容
病気で先の無いことを怖がる弟クッキーに,兄ヨナタンは,死後の国
ナンギヤラについて話す。また一緒に居られると聞いて,安心して先
に死ぬことを受容しようとしたクッキーだが,火事の時彼を助けて,
兄のほうが先にナンギヤラへ。その後再会し(つまりクッキーも死に)
様々な冒険をすることになるが……。
結末が賛否両論引き起こした問題作。日本人作家の童話には,このラ
ストは有り得ない!さあ,あなたはどう思う?(私は好き)
投票コメント
全6件
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持っています(たぶんまだ実家にあると思う)!すごく綺麗なお話で、私も何度も読み返しました。15年ほど読んでいませんが、いまだにあの繊細で美しい挿し絵といくつかのシーンはまざまざと目に浮かびます。正義と悪と両方ナンギヤラでは(一応)滅んでしまうけれど、次の世界へも持ち越されてしまうので(もしヨナタンのいうように次の世界があるのならば)、児童書の内容としてはすごく深い結末だと思います。GOOD!1
これも絶版だとは知りませんでした……かつて読みふけった児童書の数々をここで目にしてかなりショックを受けています。今頃の子供達はこういう本は読まなくなったのでしょうか。ハリーポッターも面白いけれど、これらの本も優るとも劣らずだと思うのですが。さすがに長靴下のピッピとかはまだ大丈夫のようですね。 (2001/06/03) -
リンドグレーンの作品集は、以前は全部入手できたのに・・・GOOD!1
私は全巻持っておりますが、この本どころか、「やかまし村」や
「名探偵カッレくん」シリーズといった比較的メジャーなシリーズさえ、今は入手困難なのですね。かつての良質児童書の雄岩波書店
さんに、ぜひもう一度奮起してほしい。さて、この作品を小学生の時に読んで、私ははじめて「獅子心=ライオンハート」という言葉の
あることを知ったのでしたっけ。思い出の一作です。ただし、
あのラスト、それほど衝撃的とは思いませんでしたが。むしろ、日本の宗教観のなかでは、さほど珍しがられず受け入れられるのでは
ないでしょうか。 (2001/05/31) -
(2001/06/07)GOOD!0
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(2001/06/03)GOOD!0
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(2001/06/02)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2001/11/01
『はるかな国の兄弟』販売開始しました! -
2001/05/30
『はるかな国の兄弟』(アストリッド・リンドグレーン)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
たな