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著者 | キャサリン・マッキーバー |
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出版社 | 佑学社 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
ISBNコード | 9784841604511 |
登録日 | 2008/02/12 |
リクエストNo. | 41170 |
リクエスト内容
カナダのキャサリン・マッキーバー夫妻が、野生のフクロウを保護し野に帰す(リハビリテーション)活動をつづった貴重な体験談。と書くとなんか真面目そうですが、中身は実にコミカルで面白いんです。
夫妻と一緒に暮らす沢山のフクロウたちの何羽かのエピソードがまとめられていますが、本当にどのフクロウものびのびと個性的。好き放題やらかし放題(笑)。様々な騒動を引き起こしたり、「なんでそんなことするの!」と吹き出す場面も。あまりの面白さに一気読みしてしまうほどです。
メガネフクロウ、ワシミミズク、アナホリフクロウやアメリカオオコノハズク等、いろいろなフクロウが登場します。それぞれの個性あふれるフクロウたちが引き起こす騒動や、物語のもう一人の主人公と言ってもいいメガネフクロウのグラニーの献身的な子育て、日々の様子が生き生きと描かれています。
一応児童書に分類したけれど、挿絵も内容も大人でも十分楽しめますし、フクロウの生態、保護活動を考える上で、非常に参考になる本でもあります。
フクロウを飼っている人、飼おうと思っている人はより楽しめると思います。室内でフクロウを飼うとどうなるか、ちょっと参考になるかも。寝てるときに口ヒゲを引っ張られるとか・・・。
是非多くの方に読んでいただきたい本です。
投票コメント
全40件
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以前、縁あってフクロウと生活を共にした事があります。GOOD!1
その際、今まで自分が持っていたイメージとは違うフクロウの姿を見る事が出来ました。
良い意味でも悪い意味でも(笑)
『猛禽類』という猛々しさの中にあるおちゃめな一面、さすがだなぁと思う一面、何がしたいんだ?と思わせる一面。僅かな時間でさまざまな一面を見せてくれました。
この本を通して、もっと多くの一面を知りたいと思いました。
そして、フクロウを怖がって近寄らなかった従兄に是非とも読んで知ってもらいたい!
フクロウってこんな一面も持ってるんだよってこと!!
そんな訳で、復刊 お願いします! (2010/11/12) -
ふくろうが好きです。ある鳥ブログからこの本の事を知りました。GOOD!1
コメントを見ただけですが、是非読みたい1冊です。
『・・・・奮闘ぶりもコミカルに書かれているので・・』等ふくろう好きでない人も楽しめそうと思います。
ふくろうを,見た目がカワイイ・不思議といった魅力だけで安易にペットにしようと思う人が減る事を願って、逆にまた他の犬,猫,小鳥と違う大変さ?を楽しめる手助けになる本のような気がして、絶版なら是非復刻して世に出まわって欲しいと思いました。 (2008/04/22) -
モリフクロウさんのブログ、「フクロウ飼ってます」を見て、モリフクロウさんの観察眼、価値観、文章など全般について、いたく感動しました☆GOOD!1
そのモリフクロウさんのブログ内で、しばしばご本のリンクなどがあるのですが、その中で別格の扱い(と私が思っているだけかも知れませんが)だったのがこの本。聞けば(見れば?)絶版になった本はリクエストなしでの復刊は難しいとのこと。なので、お役に立てたら、という思いと、読んでみたいという思いと、私も本が大好きなので、こういう貴重な本(読んではいなくても、モリフクロウさんの文章でわかる)はぜひ残していくべきだと思うからです!! (2008/03/18) -
フクロウを飼われている方のblogにて紹介されていて興味を持った。GOOD!1
一緒に生活するには、ちょっと特殊な生物だと思うので
せめて本を読んで一緒に生活してる気分を味わってみたいなぁと・・・
復刻希望 (2008/02/16) -
出版社が倒産したとのことで、いい本なのに非常に残念です。GOOD!1
児童書ながらフクロウの習性についてよく書かれている本なので、
フクロウをペットとして飼っている方々への飼育のヒントとしても
切に復刊を希望します! (2008/02/15)
読後レビュー
NEWS
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2008/02/12
『ふくろうたちの家』(キャサリン・マッキーバー)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
とぶ