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著者 | ツルゲーネフ 作 / 中村融 訳 |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784003260838 |
登録日 | 2007/11/26 |
リクエストNo. | 40425 |
リクエスト内容
その昔、鶴見俊輔が本屋で立ち読みして余りの面白さに時を忘れて最後まで読み、気づいたときには夕刻であったという逸話がある。
おそらく、ツルゲーネフの最高傑作。
現在の定職につくことを選ばない若者の原型がここにある。しかもそれはマスコミに蔓延している劣悪な否定的な人間像ではない。
この系譜はドストエフスキーにおいては、『白痴』のガヴリーラに引き継がれる。
極めて現代性の高い問題を扱っている。
投票コメント
全9件
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図書館で探そうにも、地下の倉庫にまで探しに行かないと読めない本です。しかも本が古い…壊してしまいそう。ロシア文学案内の本などにも記載されており、ロシアを代表する文学のひとつだと思います。社会的余計者を表現しており、沢山の人が興味を引かれるのではないかと。私自身、手元に置いておきたい一冊なので。復刊を希望します。 (2013/07/25)GOOD!1
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村上春樹「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」で登場してました。――人は自らの欠点を正すことはできないのだ。人の性向というのはおおよそ二十五までに決まってしまい、そのあとはどれだけ努力したところでその本質を変更することはできない。GOOD!1
この文章を読んでツルゲーネフ『ルーヂン』を読みたいと思いました。 (2010/12/25) -
読みたすぎます。読みたいので復刊して欲しい。 (2023/01/14)GOOD!0
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『悪霊論 自我の崩壊過程』(藤倉孝純)にタイトルが出てきたので読みたいと思いました。 (2012/07/26)GOOD!0
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興味を持ったのでぜひ (2010/05/03)GOOD!0
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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ルーヂン | 726円 | アマゾン |
NEWS
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2023/01/16
『ルーヂン』(ツルゲーネフ 作 / 中村融 訳)の注文を開始しました。 -
2007/11/26
『ルーヂン』(ツルゲーネフ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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インカローズ四郎