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| 著者 | 蓮實重彦 |
|---|---|
| 出版社 | 河出書房 |
| ジャンル | 文芸書 |
| ISBNコード | 9784309009513 |
| 登録日 | 2007/10/24 |
| リクエストNo. | 40129 |
冒頭の一行目から読む者をめくるめく迷宮へさそい込む、著者15年ぶり、二作目の小説。前作同様
ここでも「反復」と「類似性」が重要な鍵をにぎり、それはさながら永遠に続く螺旋階段を上って
(あるいは下って)いくかような奇妙な構造を持つだろう。奇妙さとは常に既成の秩序にとらわれ
ず、むしろそれを意図的に破壊し無化していくような姿勢にこそ与えられる称号である。ここでも
作者は前作同様「敵」としての「物語」を「否定」しつつも、それに「似て」しまわない事を一つ
の信条においているはずである。『陥没地帯』に感心した者としては、さらにその螺旋の先にこの
作者が用意したものを見てみたい。むろんそれは終わりなき「反復」であるはずだが、
うねるようなその迷宮がどのような「言葉」を作者に要求したのかを、僕はこの目で確かめてみた
い。
ここでも「反復」と「類似性」が重要な鍵をにぎり、それはさながら永遠に続く螺旋階段を上って
(あるいは下って)いくかような奇妙な構造を持つだろう。奇妙さとは常に既成の秩序にとらわれ
ず、むしろそれを意図的に破壊し無化していくような姿勢にこそ与えられる称号である。ここでも
作者は前作同様「敵」としての「物語」を「否定」しつつも、それに「似て」しまわない事を一つ
の信条においているはずである。『陥没地帯』に感心した者としては、さらにその螺旋の先にこの
作者が用意したものを見てみたい。むろんそれは終わりなき「反復」であるはずだが、
うねるようなその迷宮がどのような「言葉」を作者に要求したのかを、僕はこの目で確かめてみた
い。
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2007/10/24
2007/10/24