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著者 | 笠井潔 |
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出版社 | 東京創元社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784488015152 |
登録日 | 2007/07/09 |
リクエストNo. | 39112 |
リクエスト内容
探偵小説の第二の波が、日本人が初めて直面した大量死の現実により喚起されたとするなら、綾辻行人を嚆矢とする第三の波は何によって呼び起こされたのか?『本格ミステリの現在』の編纂で日本推理作家協会賞を受賞した著者自らが、綾辻行人、法月綸太郎、我孫子武丸、山口雅也、京極夏彦らによる現代本格ムーヴメントの文学的な意義を確定しようと試みた、秀逸な戦後日本論。1998年出版。
登録者の評価★★★★★★☆☆☆☆
【目次】
序章 螺旋状の回帰
第1章 世界戦争の小説形式
第2章 戦後探偵小説の盛衰
第3章 「幻影城」の時代
第4章 冒険小説運動の地平
第5章 第三の波の胎動
第6章 大量生と空虚な死
第7章 叙述トリックの探求
第8章 後期クイーン的問題
第9章 第三の波の前線
第10章 構築なき脱構築を超えて
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読後レビュー
NEWS
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2007/07/09
『探偵小説論(2)虚空の螺旋』(笠井潔)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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