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著者 | 有島武郎 |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784003103654 9784101042039 9784101042060 |
登録日 | 2007/06/28 |
リクエストNo. | 39025 |
リクエスト内容
有島武郎の評論。
キリスト教的ヒューマニズムの立場にあった著者が,他への愛とエゴイズムの相克に苦しみつつ自我確立への道を求めて書き綴った長篇論文.思想の発展過程が克明に描かれており,大正期の代表的知識人であった有島の,真摯な思索は今もなお人々の心を打つ.著者の文学作品を理解するうえでも欠くことができない. (解説 荒 正人)
(岩波HP解説より)
投票コメント
全3件
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有島の煩悶と苦しみ、そして「愛は奪う力だ」という答えに至るまでの過程が、彼の文章を通して切実に伝わってくる。GOOD!1
私も最初は彼の鬼気迫るような自己への問答に圧倒された。
だがこれは彼とともに悩みぬき、その果てに読者もまた光を見出すような作品だ。
これだけの作品に出合えたことは、人生で数少ないと思った。
これぞ名著。多くの人に、触れて欲しい作品だ。 (2008/02/22) -
以前読んだのですが再読しようと書店に行ったところ品切れ重版未定だったため。 (2010/09/28)GOOD!0
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有名なタイトルであるにもかかわらずGOOD!0
現在どの出版社のものも絶版状態にあるようです。
是非手元においておきたい一冊です。 (2007/06/28)
読後レビュー
NEWS
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2007/06/28
『惜みなく愛は奪う 改版』(有島武郎)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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masarumatrix