| 著者 | 淡徳三郎 |
|---|---|
| 出版社 | 青木書店(青木文庫) |
| ジャンル | 専門書 |
| 登録日 | 2007/06/18 |
| リクエストNo. | 38919 |
マルクス主義とファシズムを最大の対立軸に、自由主義と社会民主主義を絡め、更に前時代的および周辺の小思想をその連関に包括する。事(辞)典的な解説書ではなく、実践の指針を活写する様な叙述方法を採る。本書を通観し、その中心であり精髄となるのは「第四章 現代ボルシェヴィズム」で、これは叙述を限界まで圧縮・簡素化する事によって図らずも(と思われる)その歴史の論理性が浮き彫りになっており、もしマニュアル的な意識・思考に陥らずに読めるなら、凡そあらゆる左翼的前衛党に普遍的な妥当性を持つ本則規範になり得る物と考えられる。全体に平易で意外なほど速く楽に読める。「教養なき知識人」にならない為の滑り止め。