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著者 | 佐藤ひろ子 |
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出版社 | ひさかたチャイルド |
ジャンル | 児童書・絵本 |
ISBNコード | 9784893251091 |
登録日 | 2007/04/17 |
リクエストNo. | 38374 |
リクエスト内容
レトロなイラストが印象的な絵本です。赤いリボンをつけた女の子、まりちゃんが赤いボールをもって、野原へ遊びに行きます。後ろでは、お母さんが赤いTシャツを干しながら、まりちゃんの様子を見守っています。元気よく歩き出したまりちゃんですが、つまずいてしまい、大事な赤いボールがころころと転がってしまいます。赤いボールを追いかけるまりちゃん。
「ころころころ まってまってまって」この繰り返しの文章がテンポ良く響きます。
うさぎさんがまりちゃんのボールを見つけますが、「あかいボール いいボール」と言いながら、またぽーんとけってしまいます。今度は赤いボールをうさぎさんと一緒に追いかけるまりちゃん。
この絵本では、赤いボールや赤いリボン赤いてんとうむしなど、赤が要所要所に効果的に使われており、赤いボールが絵本の中で、とても生き生きとしています。まるで命がやどっているみたいに、弾んで転がっていく様子、またそのボールをまりちゃんが追いかける様子は、小さな子どもの興味をひいてやみません。
また、繰り返しの文章がとても効果的に使われており、「ボール」という言葉が多用されているため、ボールを目でついつい追ってしまいます。子どもにとっては、とてもわかりやすい内容かもしれませんね。
娘はこの絵本を何度も何度も読みたがりました。「あかいボール いいボール」このフレーズが娘のお気に入りです。
投票コメント
全1件
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図書館で借りてきたこの絵本、娘はまだ1歳になったばかりなのですが、カバンにしまってあってもすぐに「読んで」と持ってきます。大事そうに抱えて、「ころころ、ころころ」と口にする様子は本当に嬉しそう。生まれて初めて好きになった絵本がこれです。本当にお気に入りで、お庭で同じように赤いボールを持って遊んでいる姿がすごく微笑ましいです。GOOD!1
作りがしっかりしている絵本であるというのも、この月齢の子供にはすごく有り難いです。
こんなに気に入っている絵本なのに、絶版でどこにも売っていないので、泣く泣く、図書館で借りては返し、の繰り返しでなんとか繋いでいます。
今の絵本にはないレトロで素晴らしい絵と、美しくわかりやすい文章、本当にいろんな子供たちに読んでもらいたい作品です。我が子にもプレゼントしたいので、復刊していただければ本当に嬉しいです。 (2007/04/17)
読後レビュー
NEWS
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2007/04/17
『ボールころころ』(佐藤ひろ子)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ひめママ