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著者 | オスカー・ルイス(著), 柴田 稔彦 (翻訳), 行方 昭夫 (翻訳) |
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出版社 | みすず書房 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784622003366 |
登録日 | 2007/02/22 |
リクエストNo. | 37850 |
リクエスト内容
メキシコ・シティの下層共同住宅に,ひしめきあって暮す一族の,破天荒のドキュメントである.同棲,離別,仕事,けんか,セックス,刑務所,巡礼の旅,そして,やさしさとプライド….アメリカの文化人類学者ルイスは,ヘスス・サンチェスと4人の子供たちに,それぞれ長期にわたるインタビューをおこない,みずから〈羅生門的手法〉と名づけた方法によって,色彩あふれる〈複合的自伝〉を編んだ。記号と情報の洪水のなかで,閉塞状況にある文化人類学に,新鮮な酸素と活力を吹き込むであろう。高い評価を受けている。新しい古典である。(Amazon Bookデータベースより)
投票コメント
全7件
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社会学・人類学の分野でたびたび取り上げられる古典にも関わらず、残念ながら長らく絶版です。GOOD!1
自伝とは、現実とは何かという問題を投げかけた名著であるとともに、記述と分析とは何かを考える素材としても優れたものがあります。 (2007/02/22) -
民族誌として貴重な一冊であると思います。こうした名著を次世代に残していく必要があると思います。 (2014/03/16)GOOD!0
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これは画期的な民族誌であり、黒沢映画『羅生門』の再評価につながる作品だと思います。ぜひいろいろな人に読んでもらいたい本です。 (2012/05/31)GOOD!0
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「羅生門式手法」を学ぶ上で、そしてインタビュー調査を学ぶ上で必読の書籍。 (2010/06/30)GOOD!0
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進歩の意味、知性の獲得、文明の発展等について深く考察されている重要な書物。ぜひ読んでみたい。 (2010/05/22)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2007/02/22
『サンチェスの子供たち―メキシコの一家族の自伝』(オスカー・ルイス(著), 柴田 稔彦 (翻訳), 行方 昭夫 (翻訳))の復刊リクエスト受付を開始しました。
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