日本の作家たちによる、聖書にまつわるエッセイ集。1999年出版。

登録者の評価★★★★★★★☆☆☆

【目次】

聖書を濫用する勿れ／北村透谷

論語とバイブル／正宗白鳥

順礼紀行（抄）／徳富健次郎

神に帰れ（抄）／木下尚江

貞操は道徳以上に尊貴である（抄）／与謝野晶子

『聖書』の権威／有島武郎

聖書の読方／内村鑑三

聖書の感化力（抄）／山室軍平

耶蘇（抄）／武者小路実篤

黙示のページ／横光利一

西方の人（抄）／芥川龍之介

聖書の文体を通して観たる明治文化（抄）／吉野作造

聖書／生田春月

帝大聖書研究会終講の辞／矢内原忠雄

父・矢内原忠雄が大学を去った日／矢内原伊作

パウロの混乱／太宰治

聖書について（抄）／山室静

邪教問答（抄）／林達夫

聖書と文明（抄）／賀川豊彦

聖書と石川啄木／亀井勝一郎

心の貧しき者／串田孫一

「聖書」と私／大塚久雄

道と宗教との間／森　三樹三郎

たとい死の蔭の谷を歩むとも／井上良雄

聖書からの呼び声／辻邦生

死海のほとり（抄）／遠藤周作

ヨナの抗議／野島勝彦

聖書と共に生きる／石原謙

聖書とことば／石原吉郎

日本組合教会の朝鮮伝道（抄）／韓曦

三冊の聖書のこと／長田弘