作家の梅田晴夫氏による風俗研究書。副題は「ホステス心得十ヶ条」と銘打たれており、一見バーでの心得集のように見えて、大変読みやすいが、サービスの本質についての論考として深い内容となっている。挿絵は赤星亮衛氏、B6判ソフトカバー244頁で1965年10月出版。定価は330円。

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【目次】

■銀座のバーに女はいない
銀座の街に灯のともる頃　銀座は赤線？　こちらさん、お静かね　銀座の女給道は地におちた　ホステスのための読本　銀座には心がない　男はなぜバーに行くのか　ホステスは気楽な稼業ときたもんだ　セックスを求める客　女のカンチガイ　男のえり好み　芸のない芸者－その名はホステス　ホステス心得十ヶ条　夜の蛾と女の鴨

■青い鳥を探す法
アア！銀座・銀座・銀座　銀座に青い鳥を求めて　社用交際費　印刷された青い鳥　ウイスキーとスベリ台　銀座ハイライト時代　いたずらの天才　謎の人物

■もうこの手はつかえない
バーの客道はキビシく　アイディアで勝負　銀座のバーの耳学問　田崎氏のパズル　風変わりな客　反対言葉の効用　私は銀座の女
あとがき