世界各国の作家、評論家による芸術論大系。全7巻、1975年出版。

オーナー評価★★★★★★★☆☆☆

【目次】かっこ内は訳者

叙事詩と長篇小説／ミハイル・バフチン（川端香男里）

ドン・キホーテにおけるユーモラスな人格化／マクス・コメレル（円子修平）

イギリス小説における悪／アンガス・ウィルソン（高見幸郎）

断ち切られた回路／リチャード・チェース（野崎孝）

モールの呪い／アイヴァー・ウィンターズ（工藤昭雄）

ハーマン・メルヴィル／チェーザレ・パヴェーゼ（米川良夫）

ゾラ／クロード=エドモンド・マニー（渡辺一民）

ジョゼフ・コンラッド／F・R・リーヴィス（鈴木建三）

ロジェ・マルタン・デュ・ガール抄／アルベール・カミュ（管野昭正）

ドリュ・ラ・ロシェル／マルセル・アルラン（若林真）

ドストエフスキーとゴーゴリ／ユーリイ・トゥイニャーノフ（水野忠夫）

レスコフと現代の散文／ボリス・エイヘンバウム（小平武）

パロディの長篇小説／ヴィクトル・シクロフスキー（富士川義之）

発見としての技法／マーク・ショーラー（中川敏）

『使者たち』第一節の分析／イアン・ワット（青木次生）

歴史と悲劇的要素の意識／クリアンス・ブルックス（土岐恒二）

『クレーヴの奥方』／ジャン・ルーセ（山田某）

バルザック－力から形態へ／ジャン=ピエール・リシャール（平岡篤頼）

ホフマンスタールの散文作品／ヘルマン・ブロッホ（菊盛英夫）

フランツ・カフカ／ヴァルター・ベンヤミン（高木久雄）

ジョン・ドス・パソスと全体的真実／デルモア・シュウォーツ（大橋健三郎）

『ユリシーズ』の研究／フィリップ・トインビー（出淵博）

不信の時代／ナタリー・サロート（白井浩司）

先駆者ベケット／ベルナール・パンゴー（岩崎力）

認識のもつれ／ジャン・カルロ・ロショーニ（千種堅）

解説／清水徹