世界各国の作家、評論家による芸術論大系。全7巻、1975年出版。

オーナー評価★★★★★★★☆☆☆

【目次】かっこ内は訳者

光の驟雨／マリーナ・ツヴェターエワ（工藤正広）

フレーブニコフについて／ユーリイ・トゥイニャーノフ（新谷敬三郎）

マクベス夫人には何人の子供がいたか?／L・C・ナイツ（中野里皓史）

マリアン・ムアーの方法／R・P・ブラックマー（金関寿夫）

ソネット作者としてのシェイクスピア／ジョン・クロウ・ランサム（御輿員三）

純粋で不純な詩／ロバート・ペン・ウォレン（高松雄一）

放埓と放蕩王子／J・ドーヴァー・ウィルソン（喜志哲雄）

範としてのイェイツ／W・H・オーデン（土岐恒二）

キーツの一頌歌における象徴的行為／ケネス・バーク（松下千吉）

ロンギノスと「新批評」／アレン・テイト（中川敏）

エクスタシーの詩三篇／レオ・シュピッツァー（沢崎順之助）

宇宙飛行士ダン／ウィリアム・エンプソン（高橋康也）

『詩章』／イョールゴス・セフェリス（出淵博）

レオパルディ論／ジュゼッペ・ウンガレッティ（河島英昭）

晩年のリルケ／ハンス・エゴン・ホルトフーゼン（永野藤夫）

詩の様式規定／ヴォルフガング・カイザー（小堀桂一郎）

夜ふけの船／エーミール・シュタイガー（高安国世）

雲／ヴェルナー・クラフト（高本研一）

ルードルフ・ボルヒァルト／テオドール・W・アドルノ（円子修平）

野性状態における修辞家、ポール・ヴァレリー／ジャン・ポーラン（荒木亨）

マラルメの空間と時間／ジョルジュ・プーレ（松室三郎）

詩の行為と場所／イヴ・ボヌフォワ（阿部良雄）

来るべき書物／モーリス・ブランショ（粟津則雄）

解説／菅野昭正