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著者 | 足田輝一 |
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出版社 | 平凡社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784582810929 9784582830293 |
登録日 | 2006/07/31 |
リクエストNo. | 34772 |
リクエスト内容
昔から、日本人はどうして秋の草が好きだったのだろうか。春と秋とどちらを愛するかという論争は、万葉の時代から歌くらべとして貴族たちの優雅な遊びのひとつだったが、どうも、秋の方が優勢だったようである。そして、その季節感が、やがて、わびとかさびと言われる文学的情緒の基調になっていったのではないだろうか。
植物学者の著者が、日本の代表的な秋の野草を一種ずつ紹介し、万葉の時代から和歌にうたわれてきた野草と日本人の関りについての論考を加えた植物記。木原浩氏が撮影した写真も美しく、植物図鑑としても有用な一冊。平凡社カラー新書92として1978年出版。144頁、定価は550円。
登録者の評価★★★★★★★★☆☆
【目次】
◇カラー版8頁:秋の七草
■秋草好み
◇カラー版56頁:秋の野花92撰
■秋の詞集-夏から秋へ
ネジバナ カワラナデシコ アキノタムラソウ ヤブガラシ タケニグサ メマツヨイグサ ノカンゾウ ノハラアザミ ヤマユリ クズ ヒヨドリバナ ナンバンギセル イヌタデ ツユクサ ヒガンバナ ススキ ヨメナ ツリフネソウ セイタカアワダチソウ ホトトギス イタドリ リンドウ
■草木とつきあう法
■索引
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読後レビュー
NEWS
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2006/07/31
『野草手帖 秋』(足田輝一)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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manasulu