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著者 | 弓場紀知 |
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出版社 | 平凡社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784582811094 |
登録日 | 2006/07/18 |
リクエストNo. | 34607 |
リクエスト内容
玄海の孤島沖ノ島は、古くから日本と朝鮮・中国の間を航行往来する人々の信仰の島として、後には宗像大社の神域として厚く保護されてきた。三度にわたる調査によって発掘されたペルシアのガラス、中国の鏡や唐三彩、朝鮮の馬具などをはじめとする出土品は、この島が海の正倉院とも言うべき考古学的資料の一大宝庫であることを示している。
考古学者の弓場紀知(ゆば ただのり)氏が「沖ノ島」の貴重な遺構や出土品に顕れた、朝鮮王朝渡来の美の数々を解説。松見守道氏によるカラー写真も美しい。平凡社カラー新書109として1979年出版。144頁、定価は550円。
オーナー評価★★★★★★★★★★
【目次】
◇カラー版16頁:海神の島
■海の正倉院
唐三彩の発見 玄海の孤島
■玄海の島々と宗教
遣唐使の航路 宗像
■まつりごとの島
縄文・弥生時代の祭祀 岩上のまつり 岩陰のまつり 露天のまつり
■沖ノ島の調査
金銅製高機の発見 明治・戦前の調査 第一次調査 カットグラスの出土 第二次調査 第三次調査
◇カラー版48頁:遺跡と遺物
■沖ノ島に奉献された遺宝
鏡 鉄器 舶載品 奈良三彩 金銅製雛形品 滑石製形代 土器
■遺跡区分図・古代年表
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読後レビュー
NEWS
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2006/07/18
『海の正倉院 宗像沖ノ島』(弓場紀知)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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みじんこ