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著者 | 末広恭雄 |
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出版社 | 平凡社 |
ジャンル | 実用書 |
ISBNコード | 9784582810059 9784582830330 |
登録日 | 2006/07/04 |
リクエストNo. | 34447 |
リクエスト内容
すしは日本を代表する食品である。日本人に好まれるばかりか、日本を訪れた外国人がまず食べてみたいというのが「すし」、それからすき焼き、天ぷら…。その発祥は非常に古く、すしに関する著書も多い。しかしすしの種に焦点をあてた書物は少ない。私は、「すしの魚」と題して、もっぱらすし種に使われる魚介類の話を記してみた。
海洋生物学者で、京急油壷マリンパーク館長も務めた著者による、すしの受容史とそれに使われる魚介類について詳しく解説し、日本の食文化を見つめた一冊。写真は玉田勇氏、イラストはサトウサンペイ氏がそれぞれ担当している。なお、コラムは日本橋吉野鮨のご主人で、かつてNHKの人気テレビドラマ「事件記者」で山長刑事(山田部長刑事。映画版では村田部長刑事)を演じた吉野ますお氏が担当されており、江戸期の鮨屋の貴重なお話が伺える。平凡社カラー新書5として1975年出版。144頁、定価は550円。
※本書は現在コロナ・ブックスから刊行されている同名書籍とは異なる内容です。
登録者の評価★★★★★★★★★★
◇カラー版8頁:庶民の食い物“すし”
■“すし”さまざま
鮓-魚の漬け物 おし鮓-上方で生まれた早鮓 鮨-江戸の即席ずし 寿司-縁起をかついだ当て字 現在のすしについて
◇カラー版8頁:マグロ・カツオ・カジキ
■赤身の魚
マグロ カジキ カツオ
◇カラー版8頁:赤身の魚
■白身の魚1
タイの仲間 タイでないタイ エジプトのタイ
◇カラー版8頁:白身の魚
■白身の魚2
ブリの仲間 ヒラメ・カレイ ライギョ(すし種には用いられない) スズキ ムツ シラウオ
◇カラー版8頁:光りもの
■光りもの
アジ サバ コノシロ サヨリ アユ サケ マス アナゴ ハモ 子持ちコンブ エビ カニ シャコ ウニ アサクサノリ
◇カラー版16頁:甲殻類・貝・頭足類・海胆類
■タコ・イカ・貝
タコ イカ アワビ ハマグリ トリガイ アカガイ バカガイ ホタテガイ ミルクイ タイラギ
◇カラー版8頁:すしの常識のウソ(絵と文:サトウサンペイ)
■コラム:すし今昔(吉野ますお)
投票コメント
全1件
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今年、非業の最期を遂げた河井智康氏の同名書籍も素晴らしいですが、こちらも復刊して欲しい。復刊の際は写真製版を向上させて欲しい。 (2006/07/04)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2006/07/04
『すしの魚』(末広恭雄)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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箱崎 津郎