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著者 | 赤井達郎 |
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出版社 | 平凡社 |
ジャンル | 実用書 |
ISBNコード | 9784582810820 |
登録日 | 2006/06/08 |
リクエストNo. | 34163 |
リクエスト内容
“おだん”という菓子がある。平安京の時代に中国から伝わった日本最古の菓子で、いまも聖天さんのお供えとして、そのままの姿で残っている。この“おだん”にはじまる京都の菓子は、千年の歴史のなかで、王朝人や茶人によって、雅やかな京菓子へと育てられる。倭絵の色彩、琳派の意匠、そして古今調の銘…。京菓子は食べられる芸術品だ。
和菓子屋に生まれ、奈良教育大学教授を務めた著者が、京の和菓子の歴史とその魅力を語る。平安時代から暮しと密接にリンクしてきた和菓子の貴重な文化史。牧直視、阿部土倖、新倉万造、宮原正行による美しい写真も素晴らしく、京都の食文化を探る上で重要な文献といえます。平凡社カラー新書82として1978年出版。144頁、価格は550円。
登録者の評価★★★★★★★★★★
【目次】
◇カラー版16頁:京菓子の風景
■京菓子‐銘・色・味
◇カラー版16頁:京菓子の歴史~神饌仏共 唐菓子と木菓子 点心の時代 門前茶店 茶の湯 職人
■京菓子の歴史
おだん まんじゅう あぶりもち あるへいとう みそまつかぜ ねりようかん
◇カラー版24頁:京菓子の四季~正月 春 夏 秋 冬
■京菓子の四季
◇カラー版8頁:京菓子の周辺~パッケージ 型 焼印 老舗
■京菓子の周辺
よそおい 老舗
■京の銘菓一覧
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読後レビュー
NEWS
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2006/06/08
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フミック