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著者 | 石崎重郎 |
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出版社 | 求龍堂 |
ジャンル | 実用書 |
登録日 | 2006/04/30 |
リクエストNo. | 33697 |
リクエスト内容
新潟県出身で、大協石油株式会社の取締役であった著者が、1950年代に出版したたばこの博物誌「にこちあな」の増補改訂版。世界のたばこ受容史から日本の昭和30年代までのたばこ事情について詳述されています。写真や挿絵などの図版も豊富で、見るだけでも愉しい。なお、本書の装幀は青山二郎が手がけているが、青山の装幀家としての最後の仕事と推定される。A5判箱つきで1967年出版。並装版の価格は950円。同時に総革装の250部限定本も出版された。
オーナー評価★★★★★★★★★☆
【目次】
I.
たばこの伝来 初期の流行 全国へ広まる きせるの渡来 禁煙令にもめげず 喫煙風俗の移り変わり 文明開化
II.
「異国」のすがたさまざまなり たばこの起源 新天地からヨーロッパへ-スペイン 初期たばこの中心地-ポルトガル ニコチアナと命名されて-フランス 酒とたばこと恋の国-イタリア ジェームス王と愛煙家ラレイ-イギリス イギリスのパイプ 三十年戦争からベルリン暴動まで-ドイツ アムラート王の迫害-トルコ ピョートル大帝の改革-ロシア たばこと交換された黒人-アフリカ インドへの伝播 金絲煙の国-中国 いんであん・らめんと-アメリカ 前ガン症状
投票コメント
全1件
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現在では古くなった情報もありますが、1960年代の代表的な煙草博物誌として、一読の価値があります。 (2006/04/30)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2006/04/30
『たばこの本』(石崎重郎)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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箱崎 津郎