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著者 | 増田正造・戸井田道三 |
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出版社 | 平凡社 |
ジャンル | エンタメ |
ISBNコード | 9784582810325 |
登録日 | 2006/04/16 |
リクエストNo. | 33499 |
リクエスト内容
初心忘るべからずと世阿弥が言った時、それは初心の新鮮な感動を忘れるなということではなく、下手だったころの自分の芸位を、進歩をはかる原点にせよ、ということだった。長年、能と親しんできても初心のまま向上することのない私は、私なりに居直って能を考えることに決めた…。
能楽研究家の著者が初めて能に接する人に易しくその魅力を解き明かした、能の入門書。根本思想から、面の種類、衣装の形態など、増田氏と、佐藤明、美谷島醇、金子桂三、三村幸一、梅村豊、あびこ喜久三氏による豊富なカラー写真を交えて、能の魅力を多層的に紹介している。平凡社カラー新書32として1976年出版。152頁、定価は550円。
登録者の評価★★★★★★★★★★
【目次】
◇カラー版8頁:雪月花の能~各地の能舞台
■寡黙の芸術(増田正造)
能を求める現代 逆説と忍耐のゲーム
◇カラー版24頁:神男女狂鬼~能を彩る5つのキャラクター
■能を見る視覚(増田正造)
眠い能と眠れぬ能 下手な能ほど面白い 能を見る位置
◇カラー版8頁:能面さまざま~能面54撰
■もうひとつの楽しみ(増田正造)
能を読み世阿弥を読む 恋ゼズシテ美人ヲ思フ-謡の楽しみ 能とアマチュア
◇カラー版8頁:舞のパターン~舞の軌跡
■能のひろがり(増田正造)
近代文学と能 新作能の道 能面とイヴニングドレス
◇カラー版8頁:能の展開~新作能
■「道成寺」を観る(戸井田道三)
能の観客 能と伝説 「道成寺」狂言アイと鐘 「道成寺」の時間 烏帽子払いの型
◇カラー版8頁:「道成寺」を題材にした舞台作品
■コラム
曲の種類 能の楽器 能の役柄 外国の著名人による観能記
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読後レビュー
NEWS
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2006/04/16
『能をたのしむ』(増田正造・戸井田道三)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ほとけ