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著者 | セオドア・ローザック |
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出版社 | 文藝春秋 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784167136215 9784167136222 |
登録日 | 2006/04/09 |
リクエストNo. | 33389 |
リクエスト内容
場末の映画館でマックス・キャッスル監督の作品を見たときから、ジョナサンは彼の作品の中に形容し難いものを感じてしまう。
それが何かを確かめるため、ジョナサンは映画についての研究を深めていく。そうして大学の映画学科教授となり、キャッスルの作品の謎を探っていくうちに、いつしか映画そのものの抱える闇へ足を踏み入れてしまうことになる……。
文春文庫上下巻。1999年版「このミステリーがすごい」海外編第1位の傑作ミステリー。
投票コメント
全9件
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こんなエンタテイメントの大傑作、いや金字塔が廃刊されていることが信じがたい。GOOD!1
出版社の良心として、早急に復刊してほしい。せめて文庫はお願いしたい。
たとえば、文春だけに限ってもよいから数年ごとにミステリーベスト10とか企画して、その中に当書のような傑作を復刊してみてはいかがか?
構成、人物造詣、ディテール、すべて圧倒的に素晴らしい。
映画の歴史、仕組みに関する叙述も秀逸。
文学作品としても歴史に名を残す作品。 (2011/10/17) -
Kindleで読みたい (2014/04/19)GOOD!0
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映画好き必読。GOOD!0
ミステリーとしても最高の部類。
最後の捻りも秀逸だし、ヒロインの造形がすばらしい。 (2010/03/21) -
名作だと聞いたので。 (2010/01/25)GOOD!0
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この本のことを知った時には既に品切れ状態でした。ぜひ読みたい。 (2009/10/09)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2006/04/09
『フリッカー、あるいは映画の魔 上下巻』(セオドア・ローザック)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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やまかな