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著者 | 宮城音弥 |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784061157361 |
登録日 | 2006/03/29 |
リクエストNo. | 33256 |
リクエスト内容
ノイローゼは、脳の生理的な病ではなく、健康な精神が社会への適応につまづいたときに起こる精神の病である。ストレス、欲求不満、強迫観念など、集団生活が強いる精神的緊張が、自我の日常的なリズムを狂わせるところにノイローゼが生じる。本書は、競争社会であるがゆえに増加するノイローゼの精神病理を解明し、この落し穴に陥らぬための自己コントロールの方法を探る。
講談社現代新書として1992年出版。
※boopleでは在庫ありとなっていますが、版元品切れです。
オーナー評価★★★★★★★★★★
隣組ノイローゼ――住居の近代化によって、日本人も、団地やアパートに住むようになってきました。ところが、このような生活には、個人主義の発達が必要なのです。他人の生活に干渉しないことや、他人の迷惑にならないようにすることは、欠くことのできないことなのです。それができない人たちが、共同生活をするとき、どうしても緊張が生じてきます。私はかつて、これを隣組ノイローゼとよんだことがありましたが、今日では、団地ノイローゼとかアパート・ノイローゼというべきものが多くなっているといえましょう。(本書より)
投票コメント
全1件
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名著です。今こそ多くの悩める方々に読んで欲しい一冊でしょう。 (2006/03/29)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2006/03/29
『ノイローゼ』(宮城音弥)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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箱崎 津郎