12 票
著者 | 中沢新一・細野晴臣 |
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出版社 | 角川書店 |
ジャンル | 実用書 |
ISBNコード | 9784048750134 9784480023803 |
登録日 | 2006/03/29 |
リクエストNo. | 33253 |
リクエスト内容
現代は「大洪水の時代」だ。
全ての価値は崩壊し流れ去っていった。
そしていま、東欧から赤道地帯から、大変革の兆しが見えてきた。
この大洪水のなか、音楽家と宗教学者は、箱舟を仕立て地球を観察する大遊覧の旅へ出た。
地球的英知を感じるため、日本の代表的な霊地を旅して、現代の思想、宗教、物理学、美術、音楽など幅広く語り合う先鋭的でヴィジュアルな対談集。初版は角川書店より四六判で1985年出版。1990年には筑摩書房より文庫化されました。
編集・構成:後藤繁雄 AD・写真:奥村靫正
※角川版での復刊を希望します。
オーナー評価★★★★★★★☆☆☆
第1章 天河(天河大弁財天社)
第2章 戸隠(戸隠神社)
第3章 六本木
第4章 大山(大山阿夫利神社)
第5章 豊川(豊川稲荷)から伊勢(伊勢神宮)
第6章 富士(北口本宮富士浅間神社)
第7章 諏訪(諏訪大社)
投票コメント
全12件
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細野晴臣さんという50年以上も音楽家として活躍し続けGOOD!1
さらに2022年に新譜を発売すると宣言するほど音楽の
創作活動が衰えることがない偉大な音楽家の記録を読みたいからです
徳間書店からでた本の定価は当時340円でしたが今では
安くて5000円とか法外な値段がついていて買う気が失せます
2000円でもいいから新品の本が欲しいです
星野源さんも細野さんを好きだと公言しラジオにもゲストできて
貰ってて若い世代も星野さんつながりで細野さんを知った人も
多いので復刊しても売れると思います
よろしくお願いいたします (2022/08/18) -
日本文化再発見の為の、楽しい本。重い題材を軽く紹介してしまう、細野&中沢の爆笑コンビ+奥村氏の美しいグラフィック。今まで2冊購入したが、毎回家人が整理の為に捨ててしまう。ぜひまた読みたいし、若い世代にも手に取って欲しい。 (2010/12/07)GOOD!1
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中沢さんとの多摩美の特別講義や細野さんの音楽作品を作ってこられた今までの過程を話す時、よくこの本の事が話題に出ているようです。とても興味があるのですが、角川、ちくま、共に絶版のようです。図書館で読めない事もないのですが、ぜひ、所有し、何度も読みたいと思っています。さらにバージョンアップしたものを期待したいです! (2008/08/26)GOOD!1
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昨今、日本霊地が気になって。日本という国を旅するのが、とっても楽しくなってきました。ただ霊地って一体なんなのか、とってもその存在が不思議で、ぜひ中沢氏と細野氏の見解をじっくり伺いたいのです。どうぞよろしくお願い致します。 (2008/08/19)GOOD!1
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読みたいです (2024/01/02)GOOD!0
読後レビュー
全1件
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■何年経っても存在感のある本。
■奇跡的な装丁。80年代の香をたたえた奥村さんのブックデザイン。中沢新一さんと細野晴臣さんの対談は、ゆるゆる、ぼちぼち、たんたんと進みますが、章立てされた場は、奇跡の選定というほかのない耽溺の霊地スポット。
■大学生の1981年に、角川版を購入したが、いまだに宝物のように持っています。「ずっしり軽い」のもおもしろい。あのころ流行の再生紙/酸性紙か、おもしろいくらい赤茶けてます。「今魂巻」や「週間本」などもザラ紙デザインでしたね。
■社会人になって、もう30年近くになりますが、最近まで、これらの土地をたどっている自分に驚きです。なんと、近く戸隠に行くと、残るは大山のみです。
■最初の天川は、社会人2年目、本にも出てくる宿「柿坂」に宿泊しました。再開発された六本木、大寒の日に水行をした伊勢神宮、夕暮れの豊川稲荷、二度にわたる富士登山、すべてこの本に導かれるような20数年の霊場めぐりです。
■観光の復刊もいいけれど、観光2を細野さんと中沢さんには、歩いてもらいたいですね。どこが、いまさらの霊場になるのでしょう。土地定めが楽しみです。 (2011/03/18)
NEWS
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2011/03/18
『観光』が10票に到達しました。 -
2006/03/29
『観光』(中沢新一・細野晴臣)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
巽