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著者 | 梅田晴夫 |
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出版社 | 青土社 |
ジャンル | 実用書 |
登録日 | 2006/02/15 |
リクエストNo. | 32658 |
リクエスト内容
趣味人としても知られた作家、梅田晴夫氏(1920-1980)が生涯のホビーとされていたパイプについて、その魅力のすべてを解き明かした書。パイプの起源から製造方法、種類や使い方などについて詳述されています。かつて読売新聞社から刊行されていた「Theパイプ」と、柴田書店の「パイプのフォークロア」を底本に書き下ろしを加えてまとめられた、梅田晴夫氏のパイプ論の決定版です。装幀は奥野玲子、A5判ハードカバーで1979年出版。箱付き。当時の価格は1900円。
口絵には、著者旧蔵のパイプの名品44点がモノクロで紹介されています。
登録者の評価★★★★★★★★★☆
【目次】
I.新しい快楽の発見
パイプ喫煙の魅力 タバコ年代記
II.火と煙の芸術
パイプ、その構造と名称 パイプ火皿の形 パイプ吸い口の形 木理(グレイン)の諸相
III.パイプ喫煙術
パイプ喫煙術の歴史 パイプの選定 準備と馴致
IV.パイプ・エトセトラ
シャーロック・ホームズのパイプ パイプ・エトセトラ(パイプ雑学あれこれ)
投票コメント
全2件
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パイプ入門には、図版がふんだんに収録された、平凡社の「パイプ 七つの楽しみ」を真っ先にお薦めしますが、より具体的に論じられたものとしては本書が決定版です。梅田氏は「パイプは男だけのもの」という信念を持っておられた方なので、前述の本とともに、女性からひんしゅくを買いそうな記述があるのが難点ですが、優れたパイプ論であるのは事実なので、何らかのかたちで後世に遺してほしいものです。GOOD!1
追記:2006年2月16日付の新聞に、14日の英国下院の審議で、英国内のパブを全面禁煙とする法案が可決、2007年夏から実施される見通しとなる旨の記事が掲載されました。冥界の梅田氏はさぞかし嘆かれることでしょう。 (2006/02/15) -
梅田晴夫氏の著作は魅力的なものが多いですな。 (2006/04/27)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2006/02/15
『博物蒐集館 パイプ』(梅田晴夫)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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箱崎 津郎