写真家、緑川洋一氏の海外作品集。自然と動物の宝庫オーストラリアの海岸や植物などの風景や、かつて金の採掘地として栄えた同地に残る当時のままの家並みや住人達の暮らしぶりを捉えた意欲作。原色版82葉、単色版20葉収録、判型は250mm×260mmで1995年出版。
オーナー評価★★★★★★★★☆☆

＜目次＞

【図版】
侵食された岩　陸と海との接点　海に立つ岩礁　長い年月の果て　陸地の奥まで　自然の摂理　絶え間ない風波　海辺のほとり　岩に咲く花　きびしい気象　赤い岩塊　岬の奇岩　シールベイ　オットセイの昼寝　海鳥も一緒　子供とカンガルー　ケンプバレンギース　鳥たちの楽園　巨木の下で　コアラは昼寝　ユーカリ林　ブラックボーイ　野の花咲き乱れ　牛の放牧　ユーカリの下で　草原と緬羊　オルガ岩群　エアーズロック黎明　朝開く岩山　世界一の巨岩　二億年の昔から　木と岩山　岩山と草原　原住民の聖地　岩山と空の青　原野と草原　野生の植物　芽生えと枯死と　オルガの山々　自然の遺跡　キングスキャニオン　砂漠の中の泉　広漠たる塩湖　はるかな白い湖　大陸の中の湖　落陽の頃　金鉱の鉱道　良質の砂金　ゴールドラッシュ　今は夢の跡　町並も保存　タイムトンネル　町の女たち　町の有力者　馬車の御者　村長さん　金の運搬車　捨てられた馬車　野生の花　キングスパーク　南の花　世界の花が　泉のほとり　モンガー湖　湖畔の森　ナンブルグ国立公園　かつては森林地帯　砂嵐の果て　再び木々が現わる　木は化石となって　自然のすさまじさ　砂に咲く花　風紋麗しく　天に吼えるが如く　荒野の墓標　暮れ行く大地

【テキスト】
オーストラリア撮影紀行（緑川洋一）