4 票
著者 | ドナルド・ハミルトン |
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出版社 | 早川書房 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2005/12/20 |
リクエストNo. | 31972 |
リクエスト内容
マシュー・ヘルムシリーズの日本で翻訳されたなかでは後期の作品です。ハードボイルド小説としても読み応えがあります。
投票コメント
全4件
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早川書房のポケミスでは007シリーズに対抗したアメリカのスパイ小説としては、シリーズ全作を復刊してもよいと思います。文庫化もされずにわすれさられては、マット・ヘルムのシリアスさが、映画化のコメディタッチだけで記憶されてしまい、若いミステリファンにもその面白さを味わっていただきたい。ぜひ、この作品だけでなく、全作を復刊できるよう交渉してください。 (2008/01/18)GOOD!1
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確かに訳がひどいですのが、登場人物が魅力的なのと、敵スパイとのだましあいで緊密で緊張感のある物語が最後まで続き、ロンドンからスコットランドへ舞台を展開して目先を変えるあたり好きな作品です。旅先の外国人の孤立感のようなものが感じられて旅情を誘われます。派手に書こうとすればいくらでも派手に書ける題材を簡潔な描写でひょうひょうと進めていくあたりハードボイルド・ファンにも楽しめます。やはり新訳がでれば最高なのですが。 (2006/01/08)GOOD!1
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20回ぐらい読み返しましたが、正直なところ、シリーズ中いちばん魅力を感じません。GOOD!1
とはいっても、それは訳文に負うところが多く、いくらなんでも酷すぎ、日本語として理解できないところが多すぎます。
原文を推測し、再度日本語へ置き換える作業を何度も繰り返し、さらには舞台となるイギリス各地を訪れてようやく、これがシリーズ中でさほど低レベルではないことが飲み込めました。
改訳を望む。という意味で1票投じます。 (2005/12/29) -
すでに30年近く手に入りません。とても上質なシリーズなのですが、最近の流行ではないのか、売れ筋ではないからか一向に復刻されません。 (2005/12/20)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2005/12/20
『蹂躙部隊』(ドナルド・ハミルトン)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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松島吉和