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著者 | ロレンス・ダレル著 須原和男訳 |
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出版社 | 牧神社 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2005/12/18 |
リクエストNo. | 31962 |
リクエスト内容
「アレクサンドリア四部作」が有名な作家、ロレンス・ダレルが1948年に講師として招かれたアルゼンチン英国文化振興会における講義録を書籍化したもの。T・S・エリオットをはじめとする現代詩について、人類学、物理学、心理学の視点から詳細に論じた、いまなお現代詩読解のバイブル的な詩論として高い評価を得ている。1973年出版。当時の定価は1200円。
オーナー評価★★★★★★★★☆☆
原題 Lawrence DURRELL:A key To Modern British Poetry
1952,University of Oklahoma Press
原書は全十章から成っているそうですが、この日本語版では、訳者の判断により、他に優れた詩論が存在するとの観点から、イギリス現代詩の通史が論じられた第五章以降が訳出されておりません。復刊の際はできれば完訳版を希望しますが、それが困難な場合は、T・S・エリオットを独立して論じた第七章だけでも訳出して欲しいものです。
【目次】
第一章 批評の限界
第二章 <時・空間>と詩
第三章 内部の限界
第四章 自我の彼方へ?
投票コメント
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読後レビュー
NEWS
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2005/12/18
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