6 票
著者 | 白石一郎 |
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出版社 | 徳間書店 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784191526204 9784191526389 9784191528833 9784191528963 9784191532120 |
登録日 | 2005/10/22 |
リクエストNo. | 31222 |
リクエスト内容
「黒子」九州の中央山岳部に棲む、黒い炎を燃やし太古の記憶を持つ戦闘集団。太陽のまわりを巡る黒い星に力を得て、弱い者を哀れみ、強い者に親しみ、共に手をとって生きていく慈愛の心を大切にしている。一方、太陽の光を放ち、逞しく、無慈悲で進化・競争を旨とし、多くの人間たちの先頭に立ち無意味な流転の尖兵となる「白鬼」なる者たちがいた。
江戸は田沼意次の時代、オランダ船に乗って6人の白鬼がやって来た。鎖国をこじ開けて、根底から日本を覆そうとす白鬼を阻止するため、頭領はわずかに残る13人の黒子を召集した。さまざまな異能力を誇る黒子だが、圧倒的な光のパワーを発揮する白鬼にはてこずり、闇の炎に愛でられた一般人の3人をも黒い炎の石を与えて味方につけ、戦いを挑んでみようとする。
第一話 「おんな戦士真髪(まがみ)」が雑誌SFアドベンチャーに掲載されたのは1981年の新春でした。その後連載されたものが1~4巻までのトクマノベルスになり、5巻は書き下ろしでした。
著者の白石一郎は1931年韓国・釜山生まれ、早稲田大学卒、2004年9月に亡くなられました。
在学中より小説を書き始め、贈られた賞は、
「海狼伝」第97回直木賞、
「戦鬼たちの海 織田水軍の将・九鬼嘉隆」第5回柴田練三郎賞、
「怒涛のごとく」第33回吉川英治文学賞
などがあります。
投票コメント
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十数年前に白石さんの本をみつけしだい買っていた頃の蔵書が引っ越し等でなくなってしまっったため。古本屋で見てもほとんどもう無理で。それと、昨年の直木賞受賞時のご子息の一文さんの談話の記事で、お父様へアイデアを提供したこと、それでアルバイト料ももらって、続編はご自分が書く、というのを楽しみにしています。 (2010/11/04)GOOD!1
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日本の古来からの思想や文化VS西洋思想の対比が、非常に面白い。個性的でユニークな登場人物も出てくるし、視覚的なアクションも多いのでアニメにも合いそう。白石氏がこんなSF時代物アクションを書いてくれたってのが嬉しかった。 (2009/12/27)GOOD!1
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確かノートンとの戦いに胸躍らせて読んでいた事を思い出しました。GOOD!0
大人になってもう一度読みたい本です。
そして自分の子供にも読ませたい。
是非、復刊して欲しい本です。 (2014/08/02) -
以前、所有していたが紛失してしまった。あの独特な暗い雰囲気にもう一度浸りたい。 (2012/07/07)GOOD!0
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途中までしか読んでないので、是非最後まで読みたい (2012/03/01)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2005/10/22
『黒い炎の戦士 全5巻』(白石一郎)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
しーちゃん