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著者 | カール・ベーム 著 / 高辻知義 訳 |
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出版社 | 白水社 |
ジャンル | エンタメ |
ISBNコード | 9784560073216 |
登録日 | 2005/08/04 |
リクエストNo. | 30062 |
リクエスト内容
20世紀のクラシック音楽界において、その古典的な端正美で知られた名指揮者カール・ベーム(1894-1981)の自叙伝。
デビュー時代から2つの大戦を経て晩年までの世界各地での活躍、師ブルーノ・ワルターやリヒャルト・シュトラウス、ベルクなど、有名無名の音楽家たちとの交友が淡々と語られ、それはそのまま今世紀の音楽史を形づくっております。また、指揮者が書いた著作のなかでも特に有名なものであります。(書評より引用)
登録者の評価★★★★★★★★☆☆
【目次】
グラーツ,シュール街17番地
「ミーン」
2人の大伯父
最初の音楽教育
ウィーンでの修業時代
カルーソー
大戦
グラーツでデビュー
宿命のオペラ『フィデリオ』
ミュンヘン
「クラリネットはどうしたのです」
ブルーノ・ワルターとの交友〔ほか〕
投票コメント
全3件
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白水社の紙ケース入りハードカバーをよく覚えています。クラシック音楽が好きになった中学時代、巨匠と呼ばれる指揮者の方々が御存命でした。彼らの著作を読みながらその演奏をレコードで聞いた若かりし日。まさに青春時代の日常でした。時間的にも経済的にも余裕が出来た現在とは、音楽とのかかわり方が全く違う。熱量の差とでも言えるでしょう。ブルーノ・ワルターの音楽への優しい眼差しとは一線を画した、武骨なカール・ベームの人生。彼の回想録をこの年齢になって今一度読み返したくなりました。 (2020/05/17)GOOD!1
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是非ともお願いします。 (2007/03/15)GOOD!0
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ワルターの「主題と変奏」も出版されていることですし、双璧をなす本書も多くの音楽愛好家の机上に置くべきものでありましょう。 (2005/08/04)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2005/08/04
『回想のロンド』(カール・ベーム著 高辻知義訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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くげ