5 票
著者 | 久保田正人 |
---|---|
出版社 | 新曜社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784788504523 |
登録日 | 2005/05/29 |
リクエストNo. | 29226 |
リクエスト内容
名著Wallon「児童における性格の起源」の訳者でもある久保田氏による,深い洞察に満ちた文献。古今東西の理論への考察と,身近な子どもたちへの鋭い観察によって,独特の発達理解を促してくれる。特に,新生児期から2歳半前後までの,言語,情緒,認知,社会性の発達を中心に,観察例をもとに分かりやすく,しかし理論的な解釈もしっかりと行いながら論が進められる。
投票コメント
全5件
-
乳幼児期の発達に関する書物は少なくないが,本文献のように読む者に「発達とは何か」を問いかけてくるものは少ない。静かな論調の中に,しかし,しっかりとした手ごたえを与えてくれる名著である。発達研究においても,はやりすたりがあり,特に若い研究者や院生は目先のテクニックにばかり目がいきがちであるが,本文献は「自分の目で見て考える」という,研究や実践のごく基本的なスタンスの重要性を再認識させてくれる。こういう本は本当に少ない。復刊を強く望みます。 (2005/05/29)GOOD!1
-
別の心理学の本(須賀「三つの個性」)を読んで、参考書としてあった。他の復刊希望を読むと、ぜひ読んで見たいと思います。 (2013/01/24)GOOD!0
-
丁寧に丁寧に子どもの姿を描き、積み重ねられたデータから、2歳半という年齢がいかなる世界に入る時期なのかとらえようとしている。このような著者の姿勢から学ぶところは大きい。 (2006/10/20)GOOD!0
-
名著です、のヒトコト。GOOD!0
今はやりの心理学が忘れてしまったものが、もう一度見えてくるような本だと思います。観察とは、こうするものなのですね! (2005/06/19) -
乳幼児期の発達像を知る上で,貴重な資料である。 (2005/06/15)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
-
2005/05/29
『二歳半という年齢』(久保田正人)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
かっぱ