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著者 | 大川 博 |
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出版社 | 東京書房社 |
ジャンル | エンタメ |
登録日 | 2005/03/12 |
リクエストNo. | 28303 |
リクエスト内容
東映の大川博社長の自伝。東急の総師五島慶太に呼びつけられて東横映画、大泉映画、東横配給の赤字三社を統合して「東映」と改められた東急の大赤字部門である映画事業を立て直せ、と社長のポストを押し付けられてしまう。 東急電鉄で経理部門を歩んできた大川にとってまったく畑違いのこの映画会社社長と云う辞令は青天の霹靂。 何度も辞退したがどうしても許してもらえず結局引き受ける事になる。 そこで開き直って、映画の事は映画の専門家に任せればいい、自分は経理畑出身だからと先ず手をつけたのが、街金融から借り入れた高利の莫大な借金を如何に早く無くすかであった。 まるで種も仕掛けもある手品のような経理的手練手管を駆使し大川は昭和26年当時、10億円もあった借金をなんと2年で返済してしまう。
投票コメント
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東映の大川博社長がどのように時代劇の東映を作り出し、スターシステムを構築したかが分かる興味深い本である。他の映画会社社長の自伝と共に復刊して頂きたい本である。 (2005/03/12)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2005/03/12
『この一番』(大川 博)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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masa