4 票
著者 | 松田明三郎 |
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出版社 | 福永書店 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2005/03/09 |
リクエストNo. | 28269 |
リクエスト内容
クリスマスの表舞台からちょっと隠れた、めだたないひとりの女の子とそれをみつめるあたたかいまなざしを、やさしく書いた詩など、こころがぽっと暖かくなることでしょう。
クリスマスのページェントで 日曜学校の上級生達は三人の博士や牧羊者の群れやマリアなどそれぞれ人の目につく役を ふりあてられたが一人の少女は 誰もみていない舞台の背後にかくれて星を動かす役が当った。
「お母さん 私は今夜、星を動かすの 見ていて頂戴ね」
その夜 堂に満ちた会衆はベツレヘムの星を動かしたのが誰であるか気付かなかったけれど彼女の母だけは知っていた そこに少女の喜びがあった。
投票コメント
全4件
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関西学院大学神学部の故・松田明三郎教授が遺された詩で、しみじみとした味わいの深い作品集です。GOOD!1
今の、勝ち組・負け組という時代に、やさしく語りかけてくれる、暖かい作品で、ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思います。 (2005/03/09) -
ある説教者の説教でこの詩集が取り上げられていました。非常に興味があり、是非読みたいので、復刊を希望します。 (2007/02/02)GOOD!0
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表題の「星を動かす少女」は、クリスマスの時期に必ず思い出します。GOOD!0
いまの時代にこそもう一度読み返したい本です。 (2006/02/12) -
ほんとに、いい本でしたよね。GOOD!0
起きていることは厳しいけれど、心があたたかくなるお話でした。 (2005/03/19)
読後レビュー
NEWS
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2005/03/09
『星を動かす少女』(松田明三郎)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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