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著者 | 加藤楸邨 |
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出版社 | 読売新聞社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784643715408 |
登録日 | 2005/02/10 |
リクエストNo. | 27938 |
リクエスト内容
「硯より 沸きくる雲に ほととぎす」
美しい日本の自然の生命を詠みつづけてきた一俳人が、さまざまな硯との出会いを契機に、墨を磨りつつ古今の人を偲び、遙かな時の流れを想う珠玉のエッセイ。
1974年出版。盟友、安東次男による装幀。箱付き。
オーナー評価★★★★★★★★☆☆
【目次】
序にかえて 時間的漂泊 黄土の民の心 硯を過ぎた人々 啓蟄の夢 雪解男體 蛙と修羅 物への旅 硯滴の笑い 鶏とふくら雀 筆の訴え 混沌からの力 蒼黒の風羅 白の意志 ひぐらしの青山河 兆河の蟹 雨後野分 白き氷の城 虎の目 柚子と古硯 片隅の思い 小さな転生 縷の如きもの 今の漂泊 寒雷残響 寒の露 冬の陽炎 雪中夜哭 硯の不安 生々の記 虚空登攀 草鞋酒 雪中虚空 鯉しぐれ 跋(安東次男)
投票コメント
全1件
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残念なことに、加藤楸邨氏の著作は現在殆ど絶版。美術愛好家、名文家としても有名だった氏の「遥かなる声」と並ぶ珠玉の名随筆。 (2005/02/10)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2005/02/10
『ひぐらし硯』(加藤楸邨)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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箱崎 津郎