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能に憑かれた権力者

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得票数　6票

著者	天野文雄
出版社	講談社
ジャンル	専門書
ISBNコード	9784062581165
登録日	2005/02/08
リクエストNo.	27915

リクエスト内容

「のふにひまなく候」。晩年、能に取り憑かれた秀吉は、前代未聞の禁中能を催す。宮中に、秀吉、家康、利家が舞い、輝元の小鼓が響きわたる。自らの生涯を「十番の能」に新作させ、能楽史を変えた権力者の凄まじい熱狂に迫る。

序章武将の能楽愛好―秀吉まで
第１章名護屋以前
第２章文禄二年肥前名護屋
第３章文禄二年禁中能
第４章能楽三昧の日々
第５章豊公能の新作
第６章秀吉の能楽保護
終章秀吉以後

投票コメント

全6件

人気順新着順

斉藤伊豆守

最近、秀吉という人物の真実を知るには、能への執着、茶の湯への執着・・・を知らねばならないと考えるに到りました。茶の湯への執着に関しては、いろいろ著作がありますが、能に関しては、絶版本、専門書はともかく、アマチュアにとっては本書が一番身近ではないかと思っております。 (2006/01/30)
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toki

図書館で借りて詠みましたが、ぜひ手元に所有したいです。 (2010/07/18)
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リサガス

武家や天下人の能楽への傾倒ぶりと、その文化史的動向が政治史と密接に結びついていたことを見事に示した名著だから。 (2008/03/27)
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茶鈴

秀吉と能について書かれた貴重な書です。
ぜひ復刊していただきたく、皆様ご協力ください！ (2005/06/03)
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フォスカ

関連史料を駆使して能に耽溺した秀吉像の輪郭を描いています。読みやすさと学問性を兼ね備えた好著です。秀吉の演能中に居眠りしたり途中で出奔する観世大夫身愛も異色の存在です。 (2005/05/25)
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