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著者 | 平山美知子著 平山郁夫装画 |
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出版社 | 実業之日本社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784122007185 |
登録日 | 2005/01/27 |
リクエストNo. | 27770 |
リクエスト内容
「私たちは遺跡に立って、無数の声なき声を聞くように思います。そこに落ちている陶片一つにも、昔の人の心が生きているのです。都会の騒音のなかではかき消えてしまっても、何もない砂漠や荒野の中では生き生きとしています。その声が聞きたくて、私たちの旅は続いていくのです。」(序章より)
夫で画家の平山郁夫氏の長年にわたるシルクロード写生旅行に同行し、行動をともにした著者が、1968年から1973年まで各国を訪れた際の数々の興味深いエピソードをまとめた西域紀行文集。装画は平山郁夫氏、1977年刊行、四六判365頁。
オーナー評価★★★★★★★☆☆☆
【目次の抄録】
序章 シルクロードに魅かれて
出発までの悪戦苦闘の日々。
第1章 アフガニスタン・ソ連・パキスタン
(1968年7月24日~8月16日)
印大使館の歓迎、バーミアン大仏の拝観ほか。
第2章 インド・スリランカ・カンボジア
(1969年12月21日~1970年1月16日)
タジ・マハール、釈迦の遺跡、アンコール・ワット拝観ほか。
第3章 イラン・イラク
(1970年12月19日~1971年1月18日)
ペルセポリスに感激。イスラム世界の現実を知る。
第4章 レバノン・ヨルダン・シリア・イラク
(1971年12月17日~1972年1月7日)
ペトラに魅惑される。アラブでのハプニングほか。
第5章 アフガニスタン・イラン・トルコ
(1973年5月16日~6月21日)
アレキサンダー大王東征路調査団の一員として訪問。
投票コメント
全1件
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まだ観光地化する前の西域が、平山郁夫夫人の瑞々しい筆跡で描写された絶版久しい紀行文学の傑作です。読物としても優れたものですが、この本の刊行から30年経った、現在の西域が失ったものを再確認するためにも復刊を希望します。 (2005/01/27)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2005/01/27
『私たちのシルクロード』(平山美知子著 平山郁夫装画)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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箱崎 津郎