4 票
著者 | みすず書房 |
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出版社 | みすず書房 |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2004/11/07 |
リクエストNo. | 26773 |
リクエスト内容
リヒャルトゾルゲ、尾崎秀実、宮城与徳等、逮捕されたゾルゲ機関員の獄中手記や訊問調書を収録。ゾルゲ事件の際、検察当局は、尾崎と近衛文麿が密接な関係にあることを察知したものの、国政の大混乱を恐れ、近衛の逮捕に踏み切れず、捜査範囲を国防保安法、軍機保護法に違反するゾルゲ機関の諜報活動に限定せざるを得なかった。しかし獄中手記や尋問調書の所々に、ゾルゲ機関の謀略活動への言及があり、大東亜戦争研究には必要不可欠である。
投票コメント
全4件
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篠田監督の大作「スパイ・ゾルゲ」を劇場で観てから、ゾルゲ事件に興味を持つようになりました。GOOD!1
この人物がいなければ、世界の歴史は大きく変わっていたと言っても過言ではないくらいの人物であるゾルゲ。
戦後、目まぐるしく発展したこの社会において、この事件について学ぶことは、同時に戦後の日本の姿を見つめ直す作業でもあると思います。 (2007/09/25) -
情報機関やスパイの必要性がGOOD!0
外交方面の失態が明らかになる度に叫ばれるが、
嘗ての、立場は逆であれど名スパイについて、
我々は余りに不勉強ではないでしょうか。 (2006/01/11) -
歴史の修正 (2004/11/15)GOOD!0
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こうした第一級史料の封殺は歴史考証のためにも絶対避けるべきである。 (2004/11/07)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2004/11/07
『現代史資料ゾルゲ事件』(みすず書房)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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しん