内外の作家たちによる自然をテーマにした作品集。
（企画：丸谷才一、辻邦生、挿画：和田誠）
オーナー評価★★★★★★★☆☆☆

序　自然と人生と／辻邦生

【I.四季のうた】
１.小鮒釣りの川／安野光雅
２.嵯峨野讃歌／瀬戸内晴美
３.四季の尾瀬／平野長靖
４.武蔵野／国木田独歩
５.雪国の春／柳田国男
６.裏日本のどこかに／吉田健一
７.サハラの蜃気楼／ガストン・レビュッフェ

【II.花と虫の博物誌】
８.蜂の子／太田愛人
９.ヒマワリの神秘／小松恒夫
10.バオバブ／川田順造

【III.空と雲のシンフォニー】
11.風景開眼／東山魁夷
12.冬の組曲／串田孫一
13.風立ちぬ／堀辰雄
14.山頂の孤独／北杜夫
15.季節の宴から／辻邦生

【IV.空想の時間】
16.夢みたものは…[詩]／立原道造
17.のちのおもひに [詩]／立原道造
18.第一夜／夏目漱石
19.空想者の手紙／若山牧水
20.たこぶね／アン・Ｍ・リンドバーグ
21.天のめぐみ／ジョージ・Ｒ・ギッシング

【V.自然・この永遠なるもの】
22.人工造林について／宇江敏勝
23.野の花の乏しさ／ハーバート・リード
24.負担は耐えねばならぬ／レイチェル・Ｌ・カーソン