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著者 | 岸田秀 町沢静夫(共著) |
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出版社 | PHP研究所 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784569610689 |
登録日 | 2004/08/04 |
リクエストNo. | 25299 |
リクエスト内容
精神分析者の岸田秀氏と精神科医・立教大学教授の町沢静夫氏との対談集の単行本で2000年5月に出版されました。「音羽事件」での日本特有の母子関係や急増する若年犯罪に見る日本の偏差値至上主義、日本の官僚における日本特有のシステムの欠陥、日本特有の年功序列の弊害、前例に縛られ規則が大好きで臨機応変さに欠ける日本の役人、日本の無能な大学教授の特権意識、現在の臨床心理士を目指す人達の生半可な就業意識・動機などを厳しく批判・議論しています。対談内容は多少辛辣ですが直球のコメントや優れた批評性は読む人を必ず引き付けるはずです。これから心理カウンセラーや精神科医になろうか迷っている人や目指している人達にも是非読んでもらいたい本です。内容自体は誰にでも理解できる平易なものになっています。また現在カウンセリングを受けている人や既に受けている人も、この本でカウンセラーが「敏感でタフ」か「鈍感でタフでは無い」のかを考える十分な好機になる可能性も大きいはずです。
投票コメント
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読後レビュー
NEWS
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2004/08/04
『なぜ日本人はいつも不安なのか-寄る辺なき時代の精神分析』(岸田秀 町沢静夫(共著))の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ネミサマ