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乞食大将後藤又兵衛

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得票数　6票

著者	大佛次郎
出版社	徳間書店
ジャンル	文芸書
ISBNコード	9784195983829
登録日	2004/05/08
リクエストNo.	24017

リクエスト内容

［要旨］
武勇のほまれと飾り気のない侠気で黒田家中の人望を集める後藤又兵衛と、藩主長政とは幼馴染。しかし時が経つにつれ、関ケ原の勲功で筑前５２万石の太守に封じられた長政との間には溝が深まるばかり。ついに又兵衛は許しを得ずに出奔、隣国豊前の細川家の世話になるが、これがかえって長政の怒りを買い、命を狙われることになった。かくして希代の武芸家は乞食に身をやつし浪々の旅に…。傑作時代長篇。

1987年10月

後藤又兵衛と藩主黒田長政との関係だけでなく。九州の宇都宮氏との合戦においての武将としての交流場面もあり。
なんともいえぬ、後藤又兵衛の一面をみれる作品です。

投票コメント

全6件

人気順新着順

後藤

後藤又兵衛に関する小説は幾つかあり、これはその嚆矢となるもので、私もかって読んだことがあるが、紛失している。最近になって大佛次郎が第二次大戦末期に新聞連載で書いたものであり、とうじ、並行して書かれていた彼の日記と合わせて、軍部への批判が込められていたと、最近になって聞くことがあり、どこがどのようにそうなのかを知りたくなった。 (2009/03/31)
GOOD!1
はみ

大変面白いのに、古本屋でも見かけないため、入手困難。ぜひ復刊してほしい。 (2017/01/12)
GOOD!0
なおじい

大佛次郎が太平洋戦争中に心血を注いで著した畢生の作。
日記にもよく出てくる。 (2009/08/05)
GOOD!0
ｒｅｉ

図書館から借りて一度読みましたが､自分の手元に置いておきたい本であり､また、多くの方に読んでいただきたい本である。 (2009/03/25)
GOOD!0
mjo

後藤又兵衛の生き様が見事な文体と描写で綴られています。 (2009/01/28)
GOOD!0