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著者 | 佐々木健一 |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784061591189 |
登録日 | 2004/05/01 |
リクエストNo. | 23891 |
リクエスト内容
絵画が色と形の芸術であり、音楽が音の芸術であるのと同じ意味
で、演劇は言語の芸術である。それは話す人のいる世界を再現す
るという点で、文学以上に高度の言語芸術であると言える。〈詩
的言語〉に比べて、これまで論じられることの少なかった〈劇的
言語〉。今世紀の言語学・記号論の飛躍的発展を踏まえ、ギリシ
ア悲劇から現代劇に至る様々な劇的言語、せりふの類型と構造を
定義・分析した意欲的論考。序論 アイロニーの構図/第1章 モ
ノローグの諸相/第2章 劇作家の臨在/第3章 祝典の言葉/第
4章 モノローグからディアローグへ/第5章 沈黙とパロール
結論 言語芸術としての演劇〔BOOKデータベースより〕
投票コメント
全1件
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著者の佐々木健一は日本美学会会長、国際美学連盟会長であり、GOOD!1
世界でも屈指の美学者のひとりである。西洋美学を志す日本人が
日本人であることの利点を感じるのはまさにこの佐々木の美学を
日本語という原典で読むことができるという点であるといっても
よい。本書『せりふの構造』はその佐々木の初期の労作で卓抜な
演劇美学。 (2004/05/01)
読後レビュー
NEWS
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2004/05/01
『せりふの構造 (講談社学術文庫)』(佐々木健一)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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die weite welt