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著者 | ナターリヤ・ソコローワ |
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出版社 | サンリオ |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2004/04/10 |
リクエストNo. | 23519 |
リクエスト内容
緑色の血液をもち、生肉をエネルギーとして地底深く潜行する鉄製怪獣17Pとその設計家の住む国に独裁制の暗雲が近づいていた。潜行実験を重ねるにつれて、怪獣が携行する計り知れぬ破壊力をもつ爆発物ルルジットはひそかに開発されていた。国家総統が、それを見逃すはずがない。やがて工学界を代表する設計家の身に大きな試練がやってくる。科学芸術院の新アカデミ一会員の選出に総統みずから立侯補したのだ。
ソヴィエトの女流作家ソコローワは、科学者の孤独、ファシズム、地下核笑験、個人崇拝など現代的な寓意を込めて、カフカの「審判」を思わぜる鬼気追るメノレヘンに描きあげ、多くの称賛を浴びた。
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読後レビュー
NEWS
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2004/04/10
『旅に出る時ほほえみを』(ナターリヤ・ソコローワ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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asao