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著者 | 松岡正剛 |
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出版社 | 工作舎 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784875021780 |
登録日 | 2003/12/23 |
リクエストNo. | 21353 |
リクエスト内容
松岡遊学のスターティングポイントである1冊。初版は1979年5月で、著者はその当時20代。改訂1991年当時の改訂版後書きには<あれこれ血気にはやったころに懐かしいエッセイばかり>とある。雑誌<遊>に創刊号から連載された<自然学曼陀羅>をまとめたものだが、それ以前のエッセイ、例えば雑誌<芸術倶楽部>の顧問編集していた寺山修司の依頼による科学論などもある。<いたずらに“心理”や“印象”といったくくりでカタをつけている流れがつまらなくて、なんとか物質自身の経験や記憶を軸に思索してみたかった時期(後書きより)>に書かれたテーマは、物理学とインド哲学、定常宇宙論と空海の密教、生物学と神秘学、現代美術とタオイズム…と多岐に渡り、専門分野のみ語るというお定まりの閉塞感を軽く飛び越えている。難解ではあるが、松岡ワールドを読み解く上で欠かせない1冊。
投票コメント
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読後レビュー
NEWS
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2008/08/11
「自分」とは外側の糸と内側の糸の両者で編まれた編集システムにすぎない。松岡正剛、編集工学の原点!『自然学曼陀羅【新装版】』 (2票)復刊決定! -
2003/12/23
『自然学曼陀羅〔改訂新版〕』(松岡正剛)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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jitto