5 票
著者 | 伊藤 隆 |
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出版社 | 小学館 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784096210307 |
登録日 | 2003/10/24 |
リクエストNo. | 20316 |
リクエスト内容
『日本の歴史』第30巻。「日本国民を欺瞞し、世界征服の挙に出させた権力および勢力」(ポツダム宣言)によって、戦争は引き起こされたのだろうか?「日本がなぜ戦争をしたか」だけでなく、相手であった米・英・中の対日政策、その現実的利害とイデオロギーを客観的に分析して、「これらの諸国はなぜ戦争をしたか」が問題なのだと著者はいう。善玉と悪玉の葛藤というきわめて単純でイデオロギー的な歴史観からの脱却を意識して叙述された昭和史の名著である。
投票コメント
全5件
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人間が、やったことを、また、人間が書き表わすと言う事にGOOD!1
果たして「客観的」というのが有るのか、無いのか、分から
ぬが、「バランスがとれて」いるのなら読んでみたい。
この辺の歴史は、今生きている人たちにも、かなり深く
関わるものと見るから。 (2003/10/25) -
これまで日本の近代史に関する著作、とりわけ戦争に関係したものは偏向した歴史観に根ざしたものが多かったと思う。最近では、そういった史観を打破して歴史の真実を追究するという良識のある姿勢が国民に受け入れられつつあって、読んで不愉快にならない、おもしろい歴史の本がいくつか出てきてますが、この『十五年戦争』はなんと1976年に書かれた著作です。複雑に絡み合った歴史の真実をできるだけ多面的に叙述しようと試みられた、とてもバランスのとれた名著です。戦前・戦中の激動の時代に対する理解が深まる一冊です。 (2003/10/24)GOOD!1
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タイトルの『十五年戦争』に多少の問題はあるものの読んで見たいと思いました。 (2005/12/20)GOOD!0
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必読の書だと思う。 (2003/11/26)GOOD!0
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面白そう。ぜひ読んでみたい。 (2003/11/18)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2003/10/24
『十五年戦争』(伊藤 隆)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ネミサマ